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低用量ピルの第三世代ピルについて

低用量ピルは開発された年代によって世代で分けることができます。
含まれる黄体ホルモン成分の種類によって、低用量ピルの世代を分類することが可能です。
他の世代のピルと比較した場合、第三世代の低用量ピルは、アンドロゲン作用という男性化症状を抑えることができるデソゲストレルやゲストデン、ノルゲスチメイトという新しいタイプの黄体ホルモン剤を使用しているという特徴があります。
前世代までのピルには黄体ホルモン剤内に存在しているアンドロゲン(男性ホルモン)によって、ニキビ、多毛症、肥満、性欲亢進、男性化症状などの副作用が起きることがあります。
しかし、第三世代のピルではこのような副作用が起きにくいというメリットがあると言われています。
そのため、海外では、第三世代のピルがにきびの治療や多毛症の改善にも活用されています。
ピルを服用することは、もともと大人ニキビの治療にも効果があることが明らかとされており、通常服用を開始してから3ヶ月程度でその効果を得ることができると言われています。
さらに、第三世代のピルは、血中のグルコース濃度や脂肪組成に影響が出ないという特徴があることから、従来ピルの服用ができないとされていた糖尿病や高脂血症の方であっても、服用することができるというメリットがあります。
第三世代で有名なピルと言えば、マーベロン、ファボワール、ジネラというピル名を挙げることができます。
低用量ピルを服用することによる副作用である肌荒れと食欲増進がないというメリットがあるため世界各国で人気があります。
第三世代のピルは、前世代のピルと較べて、血栓症を引き起こしやすいという間違った認識がありますが、現在では、前世代のピルとほとんど変わらないということが医学的に証明されています。
第三世代のピルは、むしろ世界の多くの国々で活用されており、特に、アンドロゲン症状という副作用が少ないという特徴が広く受け入れられています。

第三世代ピルで一番有名なピル名やメリット

第三世代ピルで最も有名なピル名と言えばマーベロンです。
第三世代のピルのメリットはアンドロゲン作用が少ないことが挙げられますが、マーベロンはその中でも最もその効果が高く人気があります。
マーベロンは主に避妊を目的とした低用量ピルで21錠入りのものと28錠入りのものが販売されています。
21錠入りのマーベロンの服用方法としては、21日間連続で1シートを飲み終えたら7日間服用をを休んで、次のシートの1日目からまた飲み始めることによって21日間連続で飲み続けるというサイクルを経ることになります。
28錠入りのマーベロンの場合、マーベロン21とまったく同じ21錠の錠剤に薬の成分の含まれていない偽薬(これをプラセボ錠と言います)が7錠加わっており、合計で1シートに28錠が含まれています。
最後の7錠分には成分が全く入っていないことから28日間飲み続けても7日間しっかりと休薬をしたことになり、マーベロン21と同様の効果が得られます。
どちらのものを選択しても避妊を目的とした効果は変わりません。
以下で詳しく説明するように、服用方法が少し異なるため自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切となります。
避妊を目的としたマーベロンは、21錠のものの場合、1という数字がついた錠剤から服用しはじめ毎日一錠ずつ番号順に服用します。
21日間で全ての薬を服用したら次に7日間の休薬期間をとることになります。
7日間の休薬期間を経過したら新しいシートのものを同様に服用します。
他方、28錠のものの場合、シートに1という数字が書いてある白色の錠剤から服用をはじめ毎日1錠ずつ番号順に服用していきます。
白色の錠剤を21日間服用した後、緑色の錠剤を7日間連続で服用します。
それによって28日間で全ての錠剤を服用したらそのまま新しいシートの1日目(白色)からまた飲み始めることになります。